しかし、一緒に暮らしてきた飼い主姉妹の愛情に包まれて幸せそうです。二人は日中はもちろん、夜間や外出時、札幌までの小旅行でさえ、離れずにいてくれるほどなんです。
私が出会ったのは四年前。ネズミ捕りの粘着剤がくっついて来院しました。ウサギは平均して七、八歳で死んでしまうので、そのころでさえ高齢なのに、治療を嫌がって逃げる元気な姿に驚かされました。
そんなミミちゃんが昨年、生死をかけた大手術を乗り切りました。胸の筋肉にできた悪性腫瘍がどんどん大きくなり、皮膚が破れてきたのです。二回の手術でも完全に取りきれず現在も治療中ですが、周囲の心配をよそに食欲もりもりで元気です。
さすがに今では自由に動き回ることはできなくなりましたが、これからも温かい介護で長寿記録を伸ばしてほしいものです。
(2003.4 記)
注:ミミちゃんは残念ながらこの記事掲載の直後に天国へ旅立ちました。




